メモ:Excelの順位付け(同率の扱い)RANK.EQ / RANK.AVG|同率の次が飛ぶ理由

Office:Excel

こんにちは。いーかです。
Excelで「点数に同点がある」「同率順位をどう扱う?」を一発で整理するメモです。

30秒まとめ(結論1行)

RANK.EQ=同率は同じ順位(その次は飛ぶ:1,2,2,4)。RANK.AVG=同率は平均順位(2.5位など)。順序は“高いほど上位=0、低いほど上位=1”。


最短チェックリスト(先にこれ)

  • 高いほど上位? → 0(降順)
  • 低いほど上位? → 1(昇順)
  • 同率は同じ順位? → RANK.EQ
  • 同率は平均順位? → RANK.AVG
  • 範囲は $ で固定(コピペ事故防止)

RANK.EQ(同率=同順位、次は飛ぶ)

=RANK.EQ(A2,$A$2:$A$10,0)

例:100,90,90,80 → 1,2,2,4
(同点が2人いるので、3位が存在しない扱い)


RANK.AVG(同率=平均順位)

=RANK.AVG(A2,$A$2:$A$10,0)

例:100,90,90,80 → 1,2.5,2.5,4


もし「同率でも連番(1,2,2,3)」にしたいなら

それは “別ルール(密順位 / Dense Rank)” なので、RANK単体ではなく別の作り方にします。
(必要になったら、その方式で別記事に分けるのが安全)


今日の1アクション

同率がある表で、まず
RANK.EQとRANK.AVGを両方出して、採用ルールを決める。


ミニクイズ(答えは末尾)

Q1. 同率を同じ順位にするのは?
Q2. 同率を平均順位にするのは?
Q3. 高いほど上位の順序指定は?
Q4. RANK.EQで同率があると「次が飛ぶ」例は?


今日のひとこと(成長ログ)

順位は“ルールの宣言”。同率ルールが決まると、表が一気に締まる。


解答とくわしい解説

A1. RANK.EQ
A2. RANK.AVG
A3. 0(降順)
A4. 1,2,2,4


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