こんにちは。いーかです。
Excelで「Aだけ合計したい」「今月だけ合計したい」みたいな 条件付き合計 を最短でやるメモです。
30秒まとめ(結論1行)
1条件ならSUMIF、複数条件ならSUMIFS。最大の罠は“引数の順番が違う”こと。
早見表(迷子防止)
- 何を合計する? → 合計範囲(売上列など)
- 何で絞る? → 条件範囲(商品列/担当列/日付列など)
- 条件は? → 条件(”りんご”、”>=1000″、”東京” など)
1条件:SUMIF
=SUMIF(条件範囲, 条件, 合計範囲)
複数条件:SUMIFS(※順番が逆!)
=SUMIFS(合計範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, ...)
SUMIFは「条件→合計」/SUMIFSは「合計→条件」
ここで事故が起きやすいです。
条件の書き方(仕事で使う最小セット)
部分一致(含む)
"*りんご*"
比較(数値)
">=1000"(文字列で書く)
セル参照を条件にする(よく使う)
- 例:
">="&A1のように&でつなぐ
“今月だけ合計”の考え方(境界で作る)
日付は「開始以上」かつ「次月開始より前」が安定です。
- 今月の開始:
EOMONTH(TODAY(),-1)+1 - 来月の開始:
EOMONTH(TODAY(),0)+1
(この2つで挟む)
0になる/合わない時の原因トップ3
- 条件列に空白/不可視文字
- 合計列の数値が文字扱い
- 日付が文字扱い
→ データ整形(TRIM/CLEAN/DATEVALUE/VALUE)の出番
今日の1アクション
「フィルターして電卓」してる作業を1つ見つけて、SUMIFSに置き換える。
ミニクイズ(答えは末尾)
Q1. 1条件の条件付き合計は?
Q2. 複数条件の条件付き合計は?
Q3. SUMIFとSUMIFSの最大の違い(罠)は?
Q4. “含む”の部分一致に使う記号は?
今日のひとこと(成長ログ)
条件付き合計は“手作業を関数に移す”技。SUMIFSは仕事の武器。
解答とくわしい解説
A1. SUMIF
A2. SUMIFS
A3. 引数の順番が逆(合計→条件)
A4. *(ワイルドカード)


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