メモ:Excelで「#VALUE!」が出る原因トップ8と直し方(保存版)

Office:Excel

こんにちは。いーかです。
Excelでよく出る #VALUE!(値エラー) を、原因別に最短で直すメモです。

30秒まとめ(結論1行)

#VALUE! は「計算できない型が混ざった」サイン。最短は①犯人セル特定→②型と汚れ確認→③VALUE/TEXT/DATEVALUEで正規化。


最短チェックリスト(3行)

  • 犯人セルを特定(エラー チェック/数式の評価/式を分解)
  • ISNUMBERLEN(TRIM) で型と汚れを確認
  • 掃除 → VALUE / TEXT / DATEVALUE で揃える(IFERRORは最後)

犯人セルの見つけ方(ここが一番効く)

  • エラーセルを選択 → 警告アイコン(エラーチェック)
  • うまく追えない時:
    • 数式 → 数式の評価(途中のどこで死んでるか見える)
    • 式を分解して、まずA1単体・B1単体で動くか確認

原因1:数字が文字

  • VALUE / 数値に変換

原因2:不可視文字(NBSP/タブ)

掃除してから変換:

=TRIM(CLEAN(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A1,CHAR(160)," "),CHAR(9)," ")))

原因3:日付が文字

  • DATEVALUE / 区切り位置

原因4:関数が期待する型と違う

  • 文字が欲しい → TEXT
  • 数値が欲しい → VALUE

原因5:配列/範囲の渡し方ミス

  • 参照を1セルに絞って再現する(原因切り分け)

原因6:別のエラーが混ざる(#N/A等)

  • まずエラーセルを直す
  • IFERRORは“最後の化粧”

原因7:記号混入(¥ , 全角マイナス)

  • 置換で統一→VALUE

原因8:空白に見える空白(スペースだけのセル)

  • TRIM後に空になるか確認(LENで判定)

今日の1アクション

#VALUE! が出たら 数式の評価 を1回使ってみる。
犯人が分かると、直すのは一瞬。


ミニクイズ(答えは末尾)

Q1. 数字か文字か判定する関数は?
Q2. 不可視空白(Webコピペ由来)の代表は?
Q3. 日付文字列を日付に変える関数は?
Q4. エラー原因を段階的に追う機能は?


今日のひとこと(成長ログ)

#VALUE! は“型が違う”っていうExcelのSOS。犯人が分かれば静かに直る。


解答とくわしい解説

A1. ISNUMBER
A2. NBSP(CHAR(160))
A3. DATEVALUE
A4. 数式の評価


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