こんにちは。いーかです。
Excelでよく出る #VALUE!(値エラー) を、原因別に最短で直すメモです。
30秒まとめ(結論1行)
#VALUE! は「計算できない型が混ざった」サイン。最短は①犯人セル特定→②型と汚れ確認→③VALUE/TEXT/DATEVALUEで正規化。
最短チェックリスト(3行)
- 犯人セルを特定(エラー チェック/数式の評価/式を分解)
ISNUMBERとLEN(TRIM)で型と汚れを確認- 掃除 →
VALUE/TEXT/DATEVALUEで揃える(IFERRORは最後)
犯人セルの見つけ方(ここが一番効く)
- エラーセルを選択 → 警告アイコン(エラーチェック)
- うまく追えない時:
- 数式 → 数式の評価(途中のどこで死んでるか見える)
- 式を分解して、まずA1単体・B1単体で動くか確認
原因1:数字が文字
VALUE/ 数値に変換
原因2:不可視文字(NBSP/タブ)
掃除してから変換:
=TRIM(CLEAN(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A1,CHAR(160)," "),CHAR(9)," ")))
原因3:日付が文字
DATEVALUE/ 区切り位置
原因4:関数が期待する型と違う
- 文字が欲しい →
TEXT - 数値が欲しい →
VALUE
原因5:配列/範囲の渡し方ミス
- 参照を1セルに絞って再現する(原因切り分け)
原因6:別のエラーが混ざる(#N/A等)
- まずエラーセルを直す
- IFERRORは“最後の化粧”
原因7:記号混入(¥ , 全角マイナス)
- 置換で統一→VALUE
原因8:空白に見える空白(スペースだけのセル)
- TRIM後に空になるか確認(LENで判定)
今日の1アクション
#VALUE! が出たら 数式の評価 を1回使ってみる。
犯人が分かると、直すのは一瞬。
ミニクイズ(答えは末尾)
Q1. 数字か文字か判定する関数は?
Q2. 不可視空白(Webコピペ由来)の代表は?
Q3. 日付文字列を日付に変える関数は?
Q4. エラー原因を段階的に追う機能は?
今日のひとこと(成長ログ)
#VALUE! は“型が違う”っていうExcelのSOS。犯人が分かれば静かに直る。
解答とくわしい解説
A1. ISNUMBER
A2. NBSP(CHAR(160))
A3. DATEVALUE
A4. 数式の評価


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