こんにちは。いーかです。
ExcelでCSVを開いたときに起きがちな「文字化け」「列がズレる」「先頭0が消える」「日付が変になる」「指数表記になる」を直すメモです。
30秒まとめ(結論1行)
CSVは“ダブルクリックで開く”と壊れやすい。基本は「データ→テキスト/CSVから」で取り込み(Power Query経由)、列ごとに型(文字列/日付/数値)を指定して守る。
最短チェックリスト(症状→やること)
- 文字化け → 文字コード(UTF-8 / Shift-JIS)を切り替えて取り込み
- 1列に全部入る/ズレる → 区切り(カンマ/タブ/セミコロン)を確認
- 先頭0が消える/指数表記 → その列は 文字列 として取り込む
- 日付が変になる → 日付列の型を指定(必要なら文字列で保持)
症状(あるある)
- 日本語が文字化け
- 区切り崩れ(1列に全部/列ズレ)
- 先頭0が消える
- 指数表記(E+)になる
- 日付が勝手に変換される
結論:CSVは「開く」じゃなく「取り込む」
CSVはまず Excelで直接開かない。
一番事故が少ない推奨ルートはこれ:
データ → テキスト/CSVから(Power Queryの取り込み)
推奨ルート:データ→テキスト/CSVから
- Excelを開く
- データ → テキスト/CSVから
- CSVを選ぶ
- 文字コード(UTF-8/Shift-JIS)と区切りを確認
- 重要:列の型を指定して読み込む
- 郵便番号/社員番号/商品コード/電話番号 → 文字列
- 日付 → 日付(または文字列で保持)
- 数値 → 数値
文字化けの原因(1行で)
ほぼこれ:文字コードの違い(UTF-8 と Shift-JIS)。
取り込み画面で切り替えて、正常に見える方を選ぶ。
区切り崩れ(1列に全部/ズレる)
- 区切りが カンマとは限らない(タブ/セミコロンもある)
- 取り込み画面で区切りを確認
- すでに取り込み済みなら:区切り位置で再分割
先頭0・指数表記(E+)対策
- 長い数字やコードは 数値扱いにしない(文字列が安全)
- 取り込み時にその列を 文字列 指定する
すでに0が消えた時(桁が決まってるなら)
=TEXT(A1,"0000000")
→ 値貼り付けで確定。
保存し直しの注意(地味に事故る)
取り込み後、安易に CSVで上書き保存すると
- 先頭0が落ちる
- 指数表記になる
- 文字コードが変わる
などが起きることがあります。
基本は xlsxで保存して、CSVは“受け渡し用”と割り切るのが安全。
今日の1アクション
次からCSVは ダブルクリックで開かず
「データ→テキスト/CSVから」で取り込む。
ミニクイズ(答えは末尾)
Q1. CSVが壊れにくい推奨の開き方は?
Q2. 先頭0/長い数字を守る列の型は?
Q3. 文字化けの原因で多い文字コードの組み合わせは?
Q4. 消えた先頭0を桁固定で復旧する関数は?
今日のひとこと(成長ログ)
CSVは“開く”じゃなく“取り込む”。この意識だけで事故が激減する。
解答とくわしい解説
A1. データ→テキスト/CSVから(Power Query経由)
A2. 文字列
A3. UTF-8 / Shift-JIS
A4. TEXT


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