こんにちは。いーかです。
Excelの「データ整形」で、郵便番号やIDみたいな“コード”の先頭0が勝手に消える事故を防ぐメモです。

30秒まとめ（結論1行）

先頭0は“数値”にすると消える。識別子（コード）は最初から「文字列」として扱い、入力・貼り付け・取り込みの3箇所で守るのが正解。

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まず判断（ここがブレると事故る）

• 計算するもの → 数値
• 識別するだけのもの（郵便番号/社員番号/商品コード） → 文字列

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症状（こうなったら先頭0事故）

• 0123 が 123 になる
• 001-0001 みたいなコードが崩れる
• CSV取り込み後にIDが変わってしまう

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先に安全ネット

コード列は、いきなり上書きせず 別列で整形→値貼り付けが安心。

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① 入力時に守る（いちばん強い）

方法A：先頭にアポストロフィ（’）

• 例：'0123
  Excelに「これは文字列」と伝えられる最短手。

方法B：セルの書式を「文字列」にしてから入力

• 対象範囲 → セルの書式設定 → 表示形式 → 文字列
• その後に入力（または貼り付け）

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② 貼り付けで事故るのを防ぐ（地味に多い）

• 先に列を 文字列 にしてから貼り付け
• うまくいかない時は「形式を選択して貼り付け」で 文字列（または値貼り付け）に寄せる

※貼り付けで“数値判定”されると、そこで0が落ちます。

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③ 表示形式で0埋め（見た目だけ整える）

「中身は数値のままでも、見た目だけ0埋め」したい場合。

例：4桁固定

• セルの書式設定 → ユーザー定義 → 0000

123 が 0123 と表示される。

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④ CSV/外部データ取り込みで守る（危険地帯）

CSVをダブルクリックで開くのが、先頭0事故の典型ルート。

推奨：データから取り込む

• 「データ」→「テキスト/CSVから」
• 対象列の型を 文字列 に指定して読み込む
  （これで事故が激減）

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⑤ もう消えちゃった0を“復旧”する（救済）

桁数が決まっているなら、別列で復旧できます。

例：4桁に戻す

=TEXT(A1,"0000")

• 結果OK → コピー → 値貼り付けで確定
  （復旧後は文字列として運用するのが安全）

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今日の1アクション

いま扱ってる列が「計算」か「識別（コード）」か決める。
コードなら文字列。CSVは“ダブルクリックで開かない”。

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ミニクイズ（答えは末尾）

Q1. 先頭0を残したいとき、入力で一番手軽な方法は？
Q2. 4桁固定で0埋め表示するユーザー定義は？
Q3. CSVで0が落ちる事故を減らす推奨ルートは？
Q4. すでに落ちた先頭0を4桁で復旧する関数は？

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今日のひとこと（成長ログ）

数値とコードは別物。Excelに“これはコード”と先に伝えるのが勝ち筋。

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解答とくわしい解説

A1. 先頭に '（アポストロフィ）
A2. 0000
A3. データ→テキスト/CSVから（列を文字列指定）
A4. TEXT（例：=TEXT(A1,"0000")）

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